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オゾン層破壊物質であるHCFC類(R22冷媒など)は生産ゼロ化されます

この削減・全廃は政府間国際協定(モントリオール議定書:1987年)およびオゾン層保護法(1988年制定)に基づくもので、すでにCFC(R12、R502など)の生産は1996年に全廃されています。 なお、国内の冷凍空調機器メーカーはすでにR22対応製品から代替冷媒製品の生産・販売へ移行ずみです。 また経済産業省・環境省は改正フロン法【補記2】に基づくフロン類再生業の準備に着手しています。 (再生量は該当するフロン類の廃棄量などに制約されます。)

【補記1】 モントリオール議定書では、2020年時点で現存する冷凍空調機器への補充用途のHCFCに限り2029年末まで生産を認める特例が存在します。ただし、通商産業省化学品審議会オゾン層保護対策部会中間報告(平成8年3月14日)においては、上記の補充用途も含めて、2020年のHCFC生産・消費量の削減・全廃を目標とすることとされています。
【補記2】 フロン類の使用の合理化および管理の適正化に関する法律(平成25年6月12日公布法律第39号)。
なお、再生されるフロン類はモントリオール議定書の削減・全廃の対象となりませんが、再生量はフロン類の廃棄量と回収率、再生設備などに制約されます。

引用:日本冷凍空調工業会(HCFC(R22冷媒など)の国内生産削減・全廃のお知らせ

全廃による影響

2020年以降はHCFC(R22冷媒)が生産されておらず、すでに入手が困難な状況になりつつあります。また冷媒価格の高騰も始まっているため、メンテナンスコストの上昇が懸念されます。

 

R22冷媒が入手困難となる前に、、、

R22冷媒の入手が困難となり、入手するためのコストが上昇すると、、、

  • 修理費用が高くなります。
    新たにR22冷媒を入手する事が困難となり、入手コスト(単価)が上がるため修理費用が高くなります。
  • 修理に要する時間が長くなります。
    冷媒が手に入るまで修理ができなくなる懸念があります。
  • ランニングコストが高くなります。
    R22冷媒を使用している機器は10年以上経過している為、エネルギー効率が非常に悪く電気を多く必要とします。

R22冷媒が入手困難の為、修理ができないという事態がこれからどんどん増えてくると予想されます。
最新機器に更新することにより、省エネによる節電効果、経費削減に貢献し、環境面ではCO2の削減にも繋がります。

導入後15年以上経過しているエアコンをお使いのお客さま

現在使用されている機器には、今後入手が困難となるHCFC類(R22冷媒)が使用されている可能性があります。

弊社にてメンテナンスを行わせて頂いているお客様につきましては、修理の折に機器更新のご案内をさせていただいております。

 

導入後15年以上経過している冷凍。冷蔵設備をお使いのお客さま

冷凍・冷蔵設備はお客様ごとに構造が異なり、一台の冷凍機で複数のショーケースなどを冷却するため複雑な冷媒配管工事をおこなっております。多くの冷凍・冷蔵機器を賄う冷凍機の能力は高く、冷媒の充填量も必然的に多くなります。

経年による機器、配管の劣化や振動等による接続部損傷による冷媒漏えい修理を行う際に、必要となる冷媒が用意することができず、修理が行えなくなる可能性があります。

弊社にてメンテナンスを行わせて頂いているお客様につきましては、修理の折に機器更新のご案内をさせていただいております。

お気軽にお問い合わせください。

R-22冷媒が入手不可となった際には、お客様のご要望に合わせた更新スケジュールを予定する事ができない可能性が御座います。

曽我冷熱では、現在使用されておられるR-22使用機器の点検やメンテナンスも含めた形でリーズナブルな機器更新のご提案をさせていただけるよう努力いたします。お早めにお申し付けください。

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